【Q1決算】ツインバード(新潟県燕市)、価格改定や原価低減で赤字幅を圧縮

ツインバード

株式会社ツインバード(新潟県燕市)は7月13日、2024年2月期決算(非連結)を発表した。

売上高は23億6,700万円、営業損失は1億2,700万円、経常損失は1億1,300万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は8,100万円となった。なお、連結子会社の解散・休眠化により今期は非連結での業績を開示しており、前年同期の経営成績との比較は記載していない。

営業損失を計上したものの、前期に実行した価格改定や新製品の導入、原価低減効果により売上総利益率が改善し、前年同期より損失額は圧縮している。

家電事業の売上高は22億1,600万円(前年同期の連結売上高は22億9,000万円)、セグメント利益は6,200万円(前年同期の連結セグメント損失は2,400万円)。巣ごもり需要の反動減に加え、電気代や物価上昇による生活防衛意識の高まりから、消費マインドの低下や買い替えサイクルが長期化し前年同期より減収した。一方前述と同様に、前期に実行した価格改定、新製品導入、原価低減効果によりセグメント利益は黒字へと転換している。

FPSC事業は、COVID-19の収束に伴う販売の一巡により前年同期から減収減益となった。売上高は1億5,100万円(前年同期の連結売上高は2億2,800万円)、セグメント利益は4,400万円(前年同期の連結セグメント利益は7,000万円)。

 

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