【ミス判明】貝喰川排水機場(新潟県三条市)で電気事業法の手続きを失念していることが判明
新潟県三条地域振興局地域整備部によると、貝喰川排水機場(新潟県三条市)において、電気事業法に係る手続を失念していることが判明した。
土木部所管のダムと排水機場などにおける関係法令の手続を調査したところ、同局地域整備部が管理する貝喰川排水機場において、電気設備工事に着手した2011年度に、電気事業法に係る「電気主任技術者」の選任と、「工事計画」、「保安規程」の提出を失念し、その後も選任と提出をしていないことが判明した。
失念の原因は、貝喰川排水機場に設置の発電設備が電気事業法の規制を受けるとの認識がなかったためだとしている。
この事態を受け、施設を管理する同局地域整備部では電気事業法に係る手続を進めている。今後は、発電設備などを設置する際には電気事業法に係る手続が必要になることを共有するとともに、各施設の電気主任技術者などの一覧表を作成して適宜更新することにより、再発防止に努めていくという。
なお、同局地域整備部によると、その他の施設では適正に手続が行われていることが確認されているという。