【キシャメシ】7月21日 梅雨明けと手延べうどん、そして酒呑童子 道の駅「国上」(新潟県燕市)

かき揚げ・手延べうどん

取材の合間、食と涼を求めて道の駅へ入った。どうやら今日は梅雨明けらしい。駐車場のアスファルトからの熱波と、林から降り注ぐ蝉時雨がつらい。

昨2022年リニューアルした道の駅「国上」はよね蔵グループが運営へ入っただけに、飲食に強い。屋外でも食べられるため館内食堂は広くはないが、それでもメニューは豊富だ。しかし、背脂ラーメンもキャンプ飯も以前の回で紹介しているため、自然とうどんを食べることに決まってしまった。冷たいぶっかけうどんは気候的にもちょうどいい。

メニュー

館内食堂 内観

注文したのは、かき揚げ入りの手延べうどん。かき揚げの具は玉ねぎと三つ葉だろうか。シンプルで軽い仕上がりは、噛みごたえの良い麺に合う。衣に濃いめのつゆを染みこませ、麺とともにいただくとすぐに完食してしまった。余談だが、モチモチの麺と岩海苔の組み合わせになんとなく背脂ラーメンのエッセンスを感じる。

食事を済ませて外へ出る。今日の天気予報用に田園風景でも撮ろうと思ったら、「ビアガーデン開催中」の看板が目に入った。弾む声にバーベキューの匂い。業務中の人間にとって、昼から呑む人の姿はあまりに眩しい。

国上山と周りの緑だけ撮って、そそくさと退散。でも、冷やし足湯ぐらいは入りたかったかな。

 

(編集部・T)

かき揚げ

ビアガーデンの看板と道の駅敷地内の公園

国上山は酒呑童子の伝説が伝わる地の一つ

 

【グーグルマップ 道の駅「国上」】

【NIIKEIキシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。

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