【炎天下のドラマ】劇的なサヨナラ勝ちで甲子園初出場を決めた東京学館新潟、甲子園への意気込みを語る
第105回全国高等学校野球選手権新潟決勝大会が7月25日、新潟市のハードオフエコスタジアム(新潟市中央区)で開催され、東京学館新潟(新潟市中央区)が中越高等学校(新潟県長岡市)を6‐5で制し、劇的なサヨナラ勝ちで初の甲子園進出を果たした。
試合後、東京学館新潟の旅川祐介監督は試合について「最後までどうなるかわからなかった」と感想を述べ、「初出場という事に甘えることなく、新潟代表としてきちんと戦ってきたい」と甲子園への意気込みを語った。
東京学館新潟の野球部キャプテンである八幡選手は、「新潟県代表として行くので、恥のないように自分たちの『学館野球』を全国に広めて、自分たちの持っている力を出し切ってプレーしていきたいと思います」と甲子園への意気込みを話した。
サヨナラ打を放った森田選手は自身のサヨナラ打を打った瞬間について「覚えていないくらい喜んだ」と話し、甲子園出場については「とにかく自分たちの野球を楽しんで、自分にも背負っている思いがあるので、しっかり楽しんできたいと思う」と語った。
また、新潟県の花角英世知事は東京学館新潟の優勝に対し、以下のコメントを発表した。
「本日開催された第105回全国高等学校野球選手権記念新潟大会決勝において、初優勝を果たした、東京学館新潟高等学校の選手の皆さん、おめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。
投打にバランスのとれた両校の息詰まる熱戦は、最後まで勝負の行方がわからない、決勝に相応しい見応えのあるものでした。東京学館新潟高等学校の、チャンスでの繋ぐ打撃やピンチでの粘り強い継投は、チーム一丸となった気持ちが現れた戦いぶりであった一方で、最後まであきらめることなく全力でプレーをした中越高等学校の姿も見事であり、多くの県民の皆様に感動を与える好ゲームでした。
初出場となる甲子園では、本県の代表校として、勝利に向かって躍動する選手の皆さんの姿を大いに期待し、県民の皆様とともに応援しています」
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