新潟市秋葉区の令和3年度成人式がオンラインで開催
新潟市秋葉区は3日、令和3年度成人式を開催した。昨年度の同区成人式は新型コロナウイルス感染拡大の影響から中止となったが、今年度はyoutubeによる動画配信で式典のみの実施となり、秋葉区長ほか、地元選出の小林一大新潟県議会議員と小島晋新潟県議会議員、新成人代表2人らが出席した。
今年度の成人は、平成12年4月から平成13年3月にかけてに生まれた世代で、秋葉区では男性373人、女性344人の計717人が成人を迎えた。
式の挨拶に立った秋葉区の夏目久義区長は「平成12年前後は、「SL C57」が復活し、新津駅が「SL ばんえつ物語号」の始発駅となり、町に多くの人が訪れるようになったほか、「かむり新津」や「新潟薬科大学」も設立し、現在の秋葉区の骨格ができた時代に生まれたのが、今回成人を迎えた皆さんになる。新成人のみなさんには、どこで暮らしていようとも、この秋葉区に誇りと愛着を胸に成長を重ねてほしい」と話した。
一方、新成人を代表し壇上に立った高塚紗矢香さんは、この1年間の進学先の大学でもコロナ禍の影響を受けていることについて語りつつも「家族や恩師など人と人とのつながりがあって今もこの場に立てている。私も、様々な人と出会い経験を積み、記憶に残るような人間になりたい」と話す。将来は秋葉区に戻り、秋葉丘陵を活かした農業で地元を発信していきたいという。
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成人式の配信ページ(youtube)
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