【いざ決戦の地へ】甲子園初出場の東京学館野球部が新潟市中原八一市長を表敬訪問

2023年7月31日、先の第105回全国高校野球選手権記念新潟大会決勝で中越高校(長岡市)を破り、見事に甲子園への初出場を果たした東京学館新潟高校(新潟市中央区)野球部のメンバーが、その報告のため中原八一新潟市長に表敬訪問を行った。

冒頭で飯田昭男校長が市民の熱烈な応援に対し謝辞を延べ、その後に旅川祐介監督から戦績の報告。「準々決勝で日本文理、準決勝で北越、決勝で中越と、実績も力も自分たちより上のチームと戦ううちに、一戦一戦、選手が力をつけていった」と分析し、甲子園での戦いについては「(夏の甲子園で)県勢は4年連続敗退しているが、粘り強く戦ってなんとかひとつ勝ち上がってきたい」と話した。

中原市長は「高い守備力と、ここぞの場面の集中打をもって、最後まであきらめずにチーム一丸となって戦った結果、決勝戦の見事な逆転サヨナラ劇につながったと思う。甲子園でも力を出し切って、まずは初戦突破を目指してほしい」と激励した。

この後、中原市長から飯田校長に支援金が手渡された。中原市長は歓談の時間に「それにして良い試合だったねえ」と決勝戦を振り返り「9回2死の土壇場から、逆転できると思っていた人は?」と参加者全員に向けて質問すると、ほぼ全員の手が上がったという一幕も見られた。

記念撮影後に開かれた取材で八幡康生主将は「大きな声援に後押しされたので、結果で恩返ししたい。力を出し切って、笑顔で新潟に帰ってきたい」と話した。

チームは明日8月1日に甲子園に向けて出発し、3日に組み合わせ抽選会、6日にいよいよ開幕となる。

 

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