【Q1決算】アクシアル(新潟県長岡市)、増収増益に伴い上方修正も発表
「原信」、「ナルス」、「フレッセイ」のスーパーマーケット事業などを展開する企業グループの持株会社であるアクシアル リテイリング株式会社(新潟県長岡市)は8月1日、2024年3月期決算(連結)を発表した。
売上高637億8,500万円(前年同期比4.8%増)、営業利益28億2,300万円(同17.0%増)、経常利益28億8,800万円(同11.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益19億4,900万円(同12.4%増)と増収増益となった。
店舗への来店客数は、値上げ基調の中、プライベート・ブランド商品で値ごろ感を維持していること、惣菜などがおいしさで支持を受けていることに加え、人流の回復で来店頻度が高まったため、既存店で前年同期に比べ1.2%増加し、全店では前年同期に比べ1.6%増加した。
客単価は、 買上点数は前年同期を下回ったが、一品単価が前年同期を上回ったため、客単価は既存店で前年同期に比べ3.1%増加し、全店では前年同期に比べ3.1%増加した。
業績予想を上方修正
アクシアル リテイリングは同日、2024年3月期第2四半期(累計)連結業績予想数値を上方修正した。(2023年4月1日~2023年9月30日)
売上高は1,265億円から1,300億円に、営業利益は前回43億円から54億円に、経常利益は前回43億円から55億円に、親会社株主に帰属する四半期純利益は30億円から37億円にそれぞれ前回発表した業績予想を上回った。
修正の理由は、売上高については人流回復や原料原価高騰による商品販売価格改定が進んだことに加え、顧客の消費が想定以上に力強い動向を示しており、当初の業績予想数値を上回る見込みとなった。
また、各利益については売上高の伸長に加え、前連結会計年度より取り組んでいる利益確保およびコストカット施策が効果を発揮しており、当初の業績予想数値を上回る見込みとなったため。
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