【Q1決算】北陸ガス(新潟市中央区)が増収減益、原料費調整に伴いガス料金単価が高く推移
北陸瓦斯株式会社(北陸ガス、新潟市中央区)は8月4日、2024年3月期第1四半期連結決算を発表した。
売上高146億2,100万円(前年同期比7.8%増)、営業利益8億4,500万円(同2.2%減)、経常利益9億4,400万円(同9.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益5億7,900万円(同15.0%減)となった。
売上高は、春先の気温が前年に比べ高く推移したことにより給湯・暖房用需要が減少したことに加え、業務用の顧客の設備稼働の減少があったものの、原料費調整に伴いガス料金単価が高く推移したことから、前年同期に比べ10億5,400万円増加の146億2,100万円となった。
営業費用については、LNG(液化天然ガス)価格が前年に比べ高く推移し原料費が増加したことにより、前年同期に比べ10億7,300万円増加の137億7,600万円となった。
なお、同社グループの連結業績は、季節的変動の著しいガス事業の占めるウェイトが高いため、ガスの需要期である冬期を中心に春先にかけて、売上および利益が多く計上される。
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