【どうして県議になったの?】「夏休み!県議会探検ツアー」開催、小学生が新潟県の議場を体験!
8月4日、新潟県庁議会庁舎において「夏休み!県議会探検ツアー」が開催された。
これは新潟県議会事務局議事調査課が企画したもので、新潟県議会の活動について理解を深めてもらう取組として、家族で学ぶ体験型学習の機会となる。対象は小学4年生から6年生。参加者数は15組30人。
一行はまず、議場において、普段は県議が座る議席に陣取り、楡井辰雄議長、青柳正司副議長と対峙。さながら「小さな議会議員」という様相で正副議長とあいさつを交わした。
その後はバックヤード見学ツアーよろしく、正副の議長室など、普段はなかなか見ることができないスポットも探訪。行く先々でキーワードを探すゲームにも興じた。議会庁舎を後にすると、次は知事の応接室や、県の石「ひすい」や、錦鯉の水槽も見学。満足げにメーン会場の議場へと戻ってきた。
議場では質疑応答の時間がとられ「どうして国会議員でなく県議になったのですか?」などの鋭い質問も飛んだ。これに対しては「国会議員はレベルが高すぎて、私のレベルではなれません(笑)。それはともかく、もともと(柿崎町の)町会議員から町長になって、そこから県議になったので、最初から国会議員を目指すストーリーはなかったのです」(楡井議長)「私は、自分の住んでいる地域を、少しでも暮らしやすくしようと(新潟)市議になりました。そこから県の仕事にも関心があって県議の選挙に出ました。本当は日本の国のことも大いに関心があるのですが、もう歳も歳なので(笑)」(青柳副議長)とタジタジになる場面も。
新潟市中央区から参加したという小学5年生男子は「いつも見られないところがみられて面白かった」と感想を述べた。また保護者も「良い機会。参加できてよかったし、またいろいろなところを見てみたいと思いました」と話していた。
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