【約3,600人が来場】ツインバード(新潟県燕市)の「夏フェス」4年ぶり開催、ゲストに和田明日香さん、同社の製品の体験ができるブースも【動画あり】

株式会社ツインバード(新潟県燕市)は8月5日、「TWINBIRD×燕三条夏フェス2023」を4年ぶりに開催した。会場には市内外から飲食店や協力企業の体験ブースが出店したほか、同社製品のアンバサダーを務めるタレントで料理家の和田明日香さんもゲストで登場。30度を超す炎天下の中にもかかわらず、親子連れをはじめ多くの人が訪れていた。

同イベントは、ツインバードが2016年から実施しているイベントだが、感染症禍の影響から今年は4年ぶりの開催。また、同社の創立70周年と社名変更を経てから初めて開催でもある。今回は燕市、燕商工会議所、JA新潟かがやきが共催するほか、地元企業を中心に約40の企業・団体が集まる過去最大規模となった。

会場には「燕三条 Bit」や「らーめん潤」といった地元の名店をはじめ、東京から「Gate CAFE」が出店。また、JAによる農産物の直売や、地元企業がセールを行う恒例の大倉庫市、ツインバード製品などが当たる「ガチャ」には多くの人が詰めかけるなど、午前の会場直後から大いに賑わった。

全自動コーヒーメーカーが当たるガチャには、会場直後から長蛇の列が

ツインバードのワクチン運搬庫とFPSC

本社内では、ツインバードの自社製品を体験できるブースも。燕市のふるさと納税でも人気の全自動コーヒーメーカーの試飲や、ワクチン運搬庫に採用され同社の新たな事業の柱となることが期待されるFPSCの冷却技術を直近で見ることができ、市内外の人が同社や燕三条企業の技術力に触れる機会にもなっていた。

ゲストには、ツインバード製品のアンバサダーを務める和田明日香さんが登場。「昨日新潟に前乗りして、燕で磨かれたタンブラーでコシヒカリビールを飲み、地酒をいただいて充電してきた」という。

フェス内で行われた和田さんによる料理ショーも満員となった。野菜の食感を楽しめる「焼かない焼きそば」や「チーズピーマン」など独創的なレシピをツインバードの家電で実演。来場者からの質問に答える場面もあったほか、新潟が枝豆の産地であることから逆に和田さんから「オススメの茹で方とかありますか?」と訊く場面もあった。

左から、燕市の鈴木力市長、ツインバードの野水重明代表取締役社長、和田明日香さん(オープニングセレモニーにて撮影)

和田明日香さんによる料理ショーの様子

開会の挨拶に立ったツインバードの野水重明代表取締役社長は「『おめさん、今年は夏フェスやらねんだかね』と多くの人から言われたが、ようやく今年開催できた。このイベントを通じて、地域の皆さん同士の交流や相互理解が深まり、そして金属加工を中心とするものづくりや地元の食文化を改めて理解できるきっかけになれば」と願いを込めて語った。

燕市の鈴木力市長も「先週まで市でも夏祭りをやっていて、花火も上がってフィナーレを迎えたと思っていたが、この『夏フェス』も残っていた。企業主催の夏祭りはあまり例が無いと思う。これからもつづいていってもらえれば」と期待を話していた。

ツインバードの集計によると、今回の「夏フェス」には約3,600人が来場。前回2019年の約2,500人から大きく来場者を増やした。

会場内の様子(5日10時30分頃)

ものづくり体験イベントにも多くの子どもたちが

ツインバード本社(8月5日11時頃)

 

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