【地域観光】4年ぶり完全復活の長岡まつり だが一部では・・・(新潟県長岡市)

8月1日 白菊

今年も長岡の暑い夏がやって来た。8月1日から3日にかけての3日間、平和祭、長岡まつりと、長岡駅前をはじめとする大手通、スズラン通といった新潟県長岡市の中心市街地は大いに賑わった。

特に今年は、4年ぶりの通常開催ということで、昨年以上に来場者の姿が見られたという。2日、3日の夜には長岡花火も打ち上げられ、感染症禍以前の賑わいに戻った観がある。東京から来たという、シティホールプラザアオーレ長岡のソトドマの店舗前で並んでいた50代の女性も、今年初めて長岡まつりに参加したという。「花火を見るのが楽しみだ」と語った。

一方、「3日よりは、2日の方が通りを歩く人の数が多かった」と語るのは、大手通で出店していた露天商の女性である。また、3日には、アオーレ長岡が、溢れるような人だかりで賑わっていた一方、隣接しているセントラル通では、人の流れはイマイチだ。同通にある自身の店舗前で、飲食販売をしていたダーツバー UP’sの濱野真衣店長(30代)は、「大手通とスズラン通は多くの人で賑わっている様子があるが、こちらの通はそれほどでもない」とした。「せっかくアオーレ長岡の傍なのだし、多くの店舗が出店しているのだから、こちらにも、テントや椅子などを設置するなどして、人が休憩できる場所を作っては」と提案する。

このように、同じまつり会場でも、人の流れには、随分と偏りがあるようだ。もちろん、全ての会場で、平等に人の流れを作るというのは、難しい話かもしれないが、より多くの店舗が人の流れの多さを実感できるよう、会場の導線づくりに、もう一工夫あっても良いのではないだろうか。

8月3日 超大型スターマイン

8月3日 フェニックス

8月2日 天地人花火

 

(文・湯本泰隆)

(写真は全て渡辺芳夫氏提供)

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓