【Q1決算】株式会社雪国まいたけ(新潟県南魚沼市)が増収減益 販売量は減少したが、販売単価は好調に推移
株式会社雪国まいたけ(新潟県南魚沼市)は8月10日、2024年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。
売上高82億7,400万円(前年同期比0.9%増)、営業損益は3億1,500万円の損失(前期は1億6,300万円の損失)、税引前四半期利益は4億1,300万円の損失(前期は2億5,800万円の損失)、四半期損益は2億8,300万円の損失(前期は1億5,800万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期損益は2億8,300万円の損失(前期は1億5,900万円の損失)となった。(100万以下は切り捨て)。
雪国まいたけグループでは、原材料の値上げの影響などにより各種コストの増加が利益を圧迫している。
一方で、同社は中期経営計画に基づく新規事業の進捗として、きのこを主原料とした代替肉の開発に成功した。現在、当連結会計年度中に最初の製品を発売することを目標に準備を進めているという。
同社のまいたけ事業については、まいたけの更なる需要拡大を目指し、当社の強みである豊富な商品ラインアップを活かした販売施策に取り組んでいる。中でも昨秋発売を開始した「雪国まいたけ極 白」は、その見た目の美しさやフレッシュさを活用したカプレーゼなどのサラダメニュー提案による食べ方紹介などの認知度向上に取り組み、好調に推移した。
これらにより、前年同期に比べ販売量は減少したが、販売単価は好調に推移した。この結果、当第1四半期連結累計期間においては、まいたけ事業の売上収益は34億3,300万円(前年同期比0.7%増)となった。
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