【Q1決算】新潟交通が増収減益、一般乗合バス部門は運行補助金の減少が影響

新潟交通本社が入るバスセンタービル

新潟交通株式会社(新潟市中央区)は8月10日、2024年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。

売上高は46億700万円(前年同期比8.9%増)、営業利益は2億5,200万円(同40.2%減)、経常利益は1億8,600万円(同49.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億7,200万円(同13.4%減)で増収減益となった。

一般乗合バス部門においては、4月1日にダイヤ改正を行い輸送の効率化を図ったほか、利用促進の取り組みを実施したことなどから運賃収入は前年同期比から増収となったが、運行補助金が減少したことにより同部門全体では前年同期比減収となった。

一方で、高速バス部門と貸切バス部門は前年同期から増収となり、運輸事業全体の売上高は17億5,400万円(前年同期比6.4%減)となった。

このほか、不動産事業、商品販売事業、旅行事業、旅館事業については前年同期比で増収となった。

 

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