新潟市東総合スポーツセンターに新津工業高校生徒が製作したインターハイへのカウントダウンボードが設置
令和3年度全校高等学校総合体育大会(インターハイ)へ向け、新潟市東総合スポーツセンター(新潟市東区)に6日、県立新津工業高等学校の生徒が製作したカウントダウンボードが設置された。
新潟県や県内市町村では「高校生活動」として、文化系・芸術系の部活動もインターハイに関わることができる取り組みを実施しており、県庁、新潟市、長岡市、上越市、糸魚川市の5箇所に、地元高校生が製作したカウントダウンボードの設置を進めている。
新潟市東総合スポーツセンターに設置したカウントダウンボードは、県立新津工業高等学校の建築部員製作の木枠本体に美術イラスト部員の描いたCGイラストを印刷し、ロボット部3人(現在は卒業生)が組み立てた電子回路を搭載した。
その出来に6日に設置を行ったロボット部現役生2人は、それぞれ「分業が上手くまとまって良い仕上がり」、「これでうちの学校の技量を多くの人に知ってもらいたい」と満足そうな顔を見せる。
ロボット部顧問の田辺俊一教諭は「生徒たちが何ヶ月もそれぞれ苦労して製作してきた作品が、こうして形になり嬉しく思う。本校は日本建築科、工業マイスター科など珍しい学科も設置しており、生徒たちの力でこうした製作ができることを多くの人に周知できれば」と話した。
カウントダウンは8月10日に新潟市で開催される女子バスケットボールの大会を基準として数えており、大会終了まで設置される予定だ。
【グーグルマップ 新潟市東総合スポーツセンター】
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