【注意喚起】連日続く猛暑による水稲の被害防止のために県が農業用水の効率的な利用など呼びかけ

新潟県が異常高温からイネを守るため、可能な限りかん水を呼びかけている

新潟地方気象台が8月22日11時に発表した予報によると、8月22日から24日の最高気温は 37~38℃とかなりの高温が予想されている。そうしたことから新潟県農産園芸課などは異常高温による水稲の被害を防止するため、農業者へ可能な限りかん水するよう呼びかけるとともに、農業用水の効率的な利用を呼びかけている。

新潟地方気象台が8月22日11時に発表した「新潟県の天気予報(7日先まで)」では、22~24 日の最高気温は 37~38℃、最低気温は 27~28℃とかなりの高温が予想されている。

コシヒカリは高温によって白未熟粒が発生する時期であり、新之助は出穂後の高温に対する感受性が高く、最も水を必要とする時期を迎えている。土壌表面に水がない状態で異常高温に遭遇すると品質が大きく低下する。

新潟県農林水産部は、農業者などに対し用水の厳しい供給状況に配慮して地域全体に用水が行き渡るよう、より一層こまめに水回りを行い、水が行き渡ったら速やかに水口を止めるなど用水の有効活用に努めるよう呼びかけている。

また、熱中症の危険性が高い状態となることから、こまめに水分を補給したり、休憩時間を十分に確保するなど熱中症予防などの健康管理にも注意を呼びかけている。

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