【必要なことは何でもやっていきたい】新潟県の花角英世知事が世界遺産登録を目指す「佐渡島の金山」について言及
新潟県の花角英世知事は9月6日、新潟県庁で定例記者会見を行い、世界文化遺産登録を目指す「佐渡島の金山」で8月24日から30日まで実施された、イコモス(国際記念物遺跡会議)による現地調査などについて言及した。
花角知事はイコモスによる調査については、「無事に調査が終わったと聞いているので、ほっとしている」と所感を述べ、詳細な調査内容については聞き及んでいないとしながらも、「しっかり説明できたと報告を受けている」と語った。
今後、世界遺産登録に向けた新潟県としての取り組みについては、「(佐渡島の金山は)世界遺産にふさわしい文化的な価値があることを多くの国に理解してもらうための努力を地元の人たちと一緒になって推進していく。必要なことは何でもやっていきたいと考えている」と語った。
具体的には、「ユネスコの世界遺産委員会を構成するメンバーへの説明を考えている。地元の意欲を伝えるという意味では、県や市が直接説明をすることが効果があるという事であれば、前向きに検討したいと思っている」と話した。
なお、訪問時期は未定としながらも「世界遺産委員会を構成するメンバーの交代が想定されているので、メンバーが確定してから行った方が効果的かもしれない」と語った。
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