【Q3決算】トップカルチャー(新潟市西区)、主力の蔦屋書店事業が伸び悩み減収減益

蔦屋書店

株式会社トップカルチャー(新潟市西区)は9月7日、2023年10月期第3四半期決算(連結)を公表した。

売上高145億9,700万円(前年同期比9.5%減)、営業利益4億7,200万円の損失(前年同期は1億900万円の利益)、経常利益5億1,900万円の損失(同9,500万円の利益)、親会社株主に帰属する純利益5億7,700万円の損失(同4,300万円の利益)となった。(100万以下は切り捨て)。

売上面については、食品やコスメ、服飾などの企画販売は好調だったが、書籍部門の売上が伸び悩み、トップカルチャーグループの主軸である蔦屋書店事業全体の売上高は139億9,900万円(前年同期比11.5%減)となった。

利益面については、自動発注システムの構築と徹底した商品・在庫管理による粗利の改善や、セルフレジの利用促進および店舗オペレーションの更なる見直しを行い、販管費の削減に努めた。一方で、売上高の減少に加え、燃料価格が高騰した結果、光熱費も上昇した。

また、新規事業として株式会社バンダイのカプセルトイブランドであるガシャポンの専門店「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ」の導入を進めており、当四半期連結累計期間において9店舗を蔦屋書店内にオープンした。

 

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