【キシャメシ】上古町の老舗で「日替わり弁当」、豊富な惣菜と懐かしの味 美谷商店(新潟市中央区)

上古町の商店街に出ている看板、以前より50円値上がりしているが、それでもリーズナブル

今日は珍しく古町近辺で仕事。この辺りは選択肢が多くて、逆に昼食が決まらない。雨のおかげでいくぶん暑さも和らいだ商店街を歩いていると、ふとオレンジ色の看板が目に入った。

「御弁当 550円」。かつてにいがた経済新聞社が古町にあった頃、よく行った美谷商店のものだ。そういえば昨日のキシャメシも弁当だったな、とは思ったが、むしろ同じジャンルで並べるのも面白いだろう。

メニューは「日替わり弁当」と「ヘルシー弁当」の2つ。店に入った時には早くも後者は売り切れていたので、馴染みの「日替わり弁当」を頼んだ。1分足らずで出てきた弁当の温かさを感じながら、足早に店を出る。

おかずの豊富な弁当

優しい味わいの煮物、大きなしいたけが入っているが独特のクセは少なく食べやすい

卵焼きの揚げ物はこの店以外で見たことがない

座れる場所を見つけて蓋を開く。おかずは2種類の揚げ物に昔ながらの煮物。副菜には、きゅうりとわかめの酢の物、ごぼうの唐揚げ、ポテトサラダ。素朴ながら豊富な彩は濃すぎず薄すぎず、いずれもほかほかのご飯に合う。そうそうこの味、と自然に頬が緩んだ。

古町に事務所があった頃は、この弁当を週に2、3回ぐらい食べていた気がする。忙しい上司に代わり編集部の人数分買いに行ったのもしばしば。楽しかったような、大変だったような……。あれからずいぶんとにいがた経済新聞も変わった。おかげでこのキシャメシを書く時間もあるのだが。

(編集部・T)

 

【グーグルマップ 美谷商店】

【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。

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