【長期的には経営改善に繋がっていくもの】新潟県の花角知事が9月補正予算の概要を説明、補正予算額は一般会計で107億9,100万円

新潟県の花角英世知事

新潟県の花角英世知事は9月20日に定例会見を開き、2023年度9月補正予算の概要について説明した。補正予算額は一般会計で107億9,100万円(うち一般財源 5億3,600万円)。予算額の累計は、1兆3,617億6,100万円。今回発表された補正予算には、エネルギー価格・物価高騰対策に関する予算や地域の渇水対策に要した経費についての支援などが盛り込まれている。

「燃料油価格高騰等対策事業」は、交通事業者や運輸事業者などが行う省エネ化に向けた取り組みを支援するもので、4億2,600万円の補正予算額となっている。そのほかにも、「エネルギー価格高騰等対策事業」は、LPガスを利用する一般家庭などや特別高圧電力を利用する県内中小企業などに対する負担軽減支援として、3億1,800万円の補正予算額が盛り込まれた。

発表した9月補正予算に関して花角知事は、「渇水対策については、すでに事業を行っている市町村を後押しするための財政支援となっている。物価高騰対策の省エネ設備導入支援については、長期的には中小企業者の経営改善に繋がっていくものと思っている。広い意味では脱炭素社会を目指す上では重要な取り組みだと思っている」と語った。

 

【関連記事】

6月補正予算で「子育て応援定期預金」約13億円を計上、生まれた子供に定期預金10万円贈呈、今秋から実施(2023年6月21日)

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓