【新発田官製談合】新発田地域振興局に家宅捜索、車両7台、捜査員約20人の規模
新発田市内の区画整理事業をめぐって逮捕者3人を出した、新発田地域振興局と岩村組の官製談合事件を受け、新潟県警捜査2課を中心とする捜査当局は、9月20日18時30分頃、新発田市豊町にある新潟県新発田地域振興局を家宅捜索した。
約20人ほどの捜査員が7台の車両に分乗し、現地に到着すると、手に手に段ボール箱などを抱えて次々と建物に入っていった。
この事件で逮捕されたのは、新潟県新発田地域振興局農村整備部長の男性(58歳)と、株式会社岩村組(新発田市)顧問(72歳)、同常務取締役(65歳)。今年6月22日に執行した「松浦地区区画整理第33次工事」の指名競争入札に関し、農村整備部長が岩村組役員二人と共謀し 入札前の6月上旬に予定価格を漏洩して、同社に1億2,000万円(税抜)で落札させた疑いがもたれている。
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