【詐欺をふせゴーヤ!】新潟中央警察署の新キャラクターが登場、特殊詐欺被害防止を呼びかける
新潟中央警察署と新潟中央防犯協会連合会は9月21日、新たに作成した特殊詐欺被害防止のための新キャラクター「ふせゴーヤポリス」くんを活用し、特殊詐欺被害防止広報を実施した。
新たに作成された「ふせゴーヤポリス」くんは、2023年における特殊詐欺の被害の増加に歯止めがかからないことから、特殊詐欺の被害防止広報を発信するために作成されたオリジナルキャラクター。
キャラクターを製作したのは、新潟中央署地域課で有明台交番に勤務する陶山(すやま)奈津江巡査長。現在、新潟中央署で環境エコロジー対策として緑のゴーヤカーテンが生育されており、そうしたこともあってゴーヤをモデルとしたキャラクターを考案した。
陶山巡査長は絵心が有り、地域の防犯ポスターのイラストなどを手がけていた。そうした中、陶山さんはゴーヤと警察というコンセプトを基に、老若男女に親しまれるようなキャラクターを作ろうと決めたという。
特殊詐欺による被害が増える中、新潟中央署は新潟中央防犯協会連合会と連携して「闘う防犯大作戦~特殊詐欺被害防止アサルト~」という取り組みを推進している。
こういった特殊詐欺に対する取り組みの中で、「防ぐ」という意味の「ふせ」を名称の頭につけた「ふせゴーヤポリス」くんが誕生した。ちなみに特技は、特殊詐欺被害防止に効果的な「ゴーヤビーム」。
陶山巡査長は、「どんな年齢の方にも親しんでいただけるように作りたいと想い、作成させて頂きました」と話した。続けて、チャームポイントなどを問うと、「可愛いかなと思って、眼に星を入れてみました。子供が見ても可愛いなと思ってくれるように」と語った。
今後は、新潟中央署で生育されているゴーヤカーテンから収穫されたゴーヤとふせゴーヤポリスくんのミニチラシが入ったポケットティッシュを配布(ゴーヤは収穫可能な期間内限定)し、特殊詐欺被害防止を呼びかけていくという。