【第3回も盛況】9月2日に開催した「蔦屋の朝市」はグルメや体験コーナーが若い世代や子ども連れのファミリー層で賑わう
蔦屋書店 新潟万代(新潟市中央区)は、店舗開店前の駐車場スペースを活用して9月2日に「蔦屋の朝市」を開催。第3回目となる今回は、朝7時から2時間実施されたが、朝から好天に恵まれ、前回同様に300人〜400人の利用客が訪れ賑わいを見せた。若い世代や子ども連れのファミリー層も見られた。
「蔦屋の朝市」の企画は、朝市を通じて「万代」という街中に子どもからお年寄りまで、気軽に、日常的に通うことができるような場所を作るのが目的。
この企画をプロデュースする合同会社Flags Niigataの後藤寛勝代表は「今回もほとんどが初出店。他の企画ではあまり出店を目にすることがないお店を中心にオファーをかけ、そのお店の新しいファン獲得にも貢献できればと思った」と話し、初出店のコーヒーショップは開店から30分で売り切れたほか、同じく初出店のワッフル店も30分待ちの行列だった。
一方、今回工夫を凝らした体験コーナーでは、東京有名サロン出身のスタイリストによる500円のヘアスタイリングのコーナーが人気を博した。朝でラフにしている頭髪に、ワックスなどでしっかりとスタイリングしてもらうサービスがマッチし、人気を博した。
また、初出店のワンコイン整体も即定員オーバーになるほどの人気で、さらに、こちらも初出店のオーダースーツサロンでは、早朝からネクタイやネクタイピンがよく売れていたほか、ドライフラワーや生花、植木の販売も好調だった。
後藤代表は「朝市は地域とのつながりを感じることができる大事なコンテンツ。実は私にとっては高校時代に通い尽くした思い出の蔦屋書店がこの万代の店舗。自分にゆかりのある場所を元気にしたいという気持ちを持っている人は少なくないはずなので、そういう仲間と一緒に朝市をきっかけに新しい地域創生ができるのではないかと考えている」と話していた。
今年最後となる次回の「蔦屋の朝市」は、10月31日のハロウィンに合わせて、10月末の開催を予定している。