【新たな「華金」イベント誕生!】加茂市商店街で「カモナイトバザール」開催、ディスコやキッチンカーなどで大盛況(新潟県加茂市)
加茂商工会議所(新潟県加茂市)は9月22日、会員事業所の売上アップおよび商店街の活性化を目的とし、穀町商店街を中心に「カモナイトバザール」を開催した。新型コロナウイルスの影響を受けた飲食業界をサポートし、商店街に夜の活気を取り戻すための新たな取り組みとして初めて開催したもので、市内外から多くの人が訪れ賑わった。
「カモナイトバザール」は、加茂市のアーケード街にある複数の商店街に渡って開催した。穀町商店街ではテントエリアが設置され、加茂市の名店や体験コーナーが集まり、さらに大道芸人によるジャグリングパフォーマンスも行われた。
一方、本町商店街には市内外からキッチンカーが21台集結。キッチンカーには、長い行列ができたり、一部商品が完売となったりするなどの盛況ぶりを見せていた。
加茂信用金庫本店3Fホールでは一夜限りのディスコ「Utopia」が開催。王道のディスコソングや懐かしの歌謡曲が流れる中、参加者たち思い思いのダンスで盛り上がった。さらに新町商店街では「新町雁木通りで皆で踊ろう加茂松坂」が同時開催し、趣のある木造雁木通りの商店街で、加茂の郷土民謡「加茂松坂」と盆踊りを楽しんだ。
「カモナイトバザール」は商店街の再活性化を目指す取組として、今回を皮切りに毎月1回金曜日に開催する予定としている。継続することにより、出店者や来場者を徐々に拡大させ、加茂市の「華金」としてイベントの定着を図る。
加茂商工会議所の有志代表の午膓総一さんは、「これだけたくさんの人が来てくれるとは思っていなかった。毎月1回のナイトバザールということで、商店街の人が参加しやすいようにしていきたい。継続していくことで、小さい波がいつか大きなうねりになって欲しい」と話した。
次回の「カモナイトバザール」は、10月20日に加茂上町商店街で開催する。
(文・撮影 中林憲司)