【キシャメシ】9月25日  記者、話題のからみそラーメン「ふくろう」ですっかり汗ばむ

 

新潟市中央区女池の「からみそラーメン ふくろう」

 

山形県の発祥、愛知県でブレークした「からみそラーメン」が新潟初上陸ということで、9月7日のオープンからかなり話題になっている。記者は10年ほど前に山形県南陽市の「龍上海」で辛味噌ラーメンを食べたことがあるが、確かに美味かった。それが名古屋で独自の進化を遂げ、全国区の新ジャンルに昇華しようとしているのだから楽しみ。

新潟市中央区女池の「からみそラーメン ふくろう」。本店は名古屋市で、全国進出が始まっている名店。県庁からも遠くないし、キシャメシで早々に来ようと思っていたのだが、オープン以来大人気で、開店直後から行列ができている状態が続いていたので遠慮していたが、本日ついに訪店する。

入ってすぐのタッチパネルで注文完了

紫鳥線沿い桜木ショッピングセンター跡の向かい側、以前「チャッペス食堂」があった場所。チャッペス食堂もよく食べに行ってたから、おなじみのロケーション。ピーク時をずらしたが一組の空席待ちがあった。さすがに人気店。入り口付近のタッチパネルで注文、オーソドックスな「からみそラーメン」(税込950円)。

少し待って通されたカウンター席で、スタッフに食券を渡すと「からみそラーメンは、辛さが0から6まであります。2が普通です」と辛さを選ばせにくる。キシャメシの性格上、ここは6以外ないだろうとも考えた。ただまあ今回は初来店ということもあり、味が判別できないほど辛くては食レポできないではないか。「3でお願いします」。

からみそラーメン(950円税込)

中央の辛みそボールがこのラーメンの元気玉

ややあって着丼。例によって、中央に辛みその玉が浮いている。まずは辛みそを溶かずにスープを一口。ほほおー、これはこれは良い。からみそラーメンは意外なようだが「味噌ラーメンベース」ではない。飲んだ感じ、魚介と豚骨のダブルスープだと思う。これはこれでクリーミーで旨みコンシャスの良い感じ。チャーシューは薄めが2枚だが、ほろほろで美味しい。麺は太めのちぢれ、手打ち風。もっちもちで良い感じのコシがありスープリフトも十分。

太ちぢれ麺はスープの絡みも良く食べ応えがある

辛みそをスープに溶くと旨み倍増

それではそろそろ、からみそ行っちゃいますか。スープに溶くとさっと赤みが広がる。れんげですくって一口、おおっこれはこれは。美味いわ。辛みが美味い。スープに輪郭が出る。記者は特別辛いのが好きなわけでもないが、そこそこ耐性はある方。3はちょっと日和り過ぎだったか、もう一段階辛くても良かったかな。いや、後からじわじわ辛みが来る。額にうっすら汗がにじむ。気持ち良くて、すっかりスープを飲みほした。

評判のからみそラーメン、確かに美味かった。これから秋冬になると、体が温まってよいかもしれない。

 

【からみそラーメン ふくろう】

新潟市中央区女池2丁目2-28

営業時間 11時~14時半 18時~21時半  火曜定休日

【グーグルマップ】

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【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。

 

【前回のキシャメシ】

9月23日 Y記者、新潟県柏崎市にある「中華料理 萬来」のデカ盛りカツカレーに驚愕す

 

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