新潟大学と筑波大学が人工知能・ビッグデータの研究開発力強化と高度人材育成の推進に関する連携協定を締結
国立大学法人新潟大学研究推進機附置ビッグデータアクティベーション研究センター(新潟市西区)と国立大学法人筑波大学人口知能科学センター(茨城県)は10日、人工知能及びビッグデータに関わる教育や研究の推進を強化するため、連携協定を締結したと発表した。
この協定は、新潟大学の分野融合研究/人材育成/産学・地域連携の取り組みと、筑波大学の特徴である学際性を活かした分野横断型の研究体制により構築された基盤技術と応用研究を柱に、双方の持つ資源を有効に活用し、先端的な研究開発力の強化、高度人材の育成ならびに研究成果の普及・社会活用の促進に取り組むことを目的としている。
筑波大学と新潟大学は、今後Society5.0(※)の実現を通じた社会課題の克服のための研究成果や高度人材創出の取り組みを加速させていくという。
※日本が提唱する未来社会のコンセプト。科学技術基本法に基づき、5年ごとに改定されている科学技術基本計画の第5期(2016年度から2020年度の範囲)でキャッチフレーズとして登場した。サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、新たな未来社会(Society)をSociety 5.0として提唱している。
【関連リンク】
新潟大学ビッグデータアクティベーション研究センター
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~bda/
筑波大学人口知能科学センター
https://air.tsukuba.ac.jp/