【斬新なネーミング】新図書館等複合施設の愛称は「ホントカ。」に決定、新潟県小千谷市の宮崎市長が発表
新潟県小千谷の宮崎悦男市長は9月28日、2024年9月のオープンを目指し整備を進めている図書館等複合施設の愛称を発表した。全国から1,745点の応募があった中、市内在住の増川真紀さんが提案した「ホントカ。(ほんとか)」が最優秀賞として選ばれた。
この愛称は「本とか他にもいろいろあるよ。」の意味を持ち、図書館を核とした複合施設の特徴や、「ホントか!?」という驚きやワクワクする気持ちを表現している。選定理由として、「本当にそんなことをするのか」「こんなこともするのか」という驚きや発見が生まれるようなイノベーションの拠点としての期待や、施設が図書館を中心に様々な活動を生み出すことを指摘している。
募集は2023年4月20日から5月31日まで行われ、1,745点の中から愛称選定委員会が最終候補作品4点を選び、その中から市長が最優秀賞を選定した。
なお選定委員会は、委員長にアカデミック・リソース・ガイド株式会社の李明喜氏、株式会社平田晃久建築設計事務所の平田晃久氏、小千谷高等学校3年の佐藤心奏さん、小千谷西高等学校3年の和田彩那さん、小千谷市にぎわい交流課複合施設開設準備室の髙橋悦子氏の5人で構成された。
愛称「ホントカ。」は、ロゴデザインや施設のサイン、広報やホームページ、SNS、各種印刷物など、小千谷市の広報活動で広く使用される予定である。
図書館等複合施設は、小千谷市本町1丁目の旧小千谷総合病院跡地にて整備を進めている。設計は株式会社平田晃久建築設計事務所(東京都)が行い、計画敷地面積は9, 22 1 .7 8平方メートル(坂下駐車場を含む)、1階建(一部2階建)、鉄骨造と鉄筋コンクリート造で、延床面積は4,628. 3 7平方メートル(屋根付き広場を含む)の設計となっている。