【みんなの笑顔のために】ながおか市民活動フェスタ2023 無事に開催

9月30日、新潟県長岡市にあるアオーレ長岡では、ながおか市民フェスタが開催され、多くの市民団体や関係者の姿で賑わった。

同フェスタは毎年秋に開催される‟まちの文化祭”である。コロナ禍では自粛が余儀なくされたが、昨2022年、ようやく通常開催となった。

今年は、71の市民活動団体が参加し、過去最大規模の祭典となった。

多くの人で賑わうアオーレ長岡・アリーナ

アリーナに用意された特設ステージでは、ベリーダンスや歌などが披露され、「越後武芸館」や「シェア飯長岡」など、多くの市民団体のブースが展示された。

「越後武芸館」のブースでは、伝統的な武芸が紹介されていた

「野本恭八郎研究会」では、長岡の代表的偉人である野本恭八郎(互尊)の生涯や、互尊独尊の思想が図解や動画で紹介されたほか、市民交流ホールAのステージでは、「劇団ながおか」が、野本恭八郎の生涯を劇で紹介するなど、団体の枠を超えた連携企画なども見られた。

「長岡金春会」による能楽「蝉丸」が披露される

また、ホワイエでは、長岡市茶道文化協会が、参加者に伝統的な作法でお茶を振舞う一方、隣の「ASOBI.NIIGATA」のブースでは、アート撮影の体験会などを現代風の技術を用いて行っていたほか、3階では、「ベルフィール」によるハンドベル演奏なども行われていた。

「ベルフィール」による心地よいハンドベルの音色が響く

「五色百人一首クラブレッドキャッツ」のスタッフとして、長岡市内から参加した相沢知(さとる)さん(55歳)は、今回初めての参加だという。「(思っていたよりも)人が多いような気がする」と、同フェスタの想像以上の規模に驚いていた。また、同じく、長岡市内から参加し、ブース出展していた30代男性も今回初めての出展となる。「出展して初めて、お客様がどういうものを求めているかわかったような気がする」とコメントした。参加者それぞれが、みんなの笑顔のために頑張れた、素晴らしいフェスタとなった。

「五色百人一首クラブレッドキャッツ」の相沢知さんは、同フェスタに今回初めて参加した

 

(記事・撮影 湯本泰隆)

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