【負債総額約2億4,500万円】精密部品加工などの株式会社共友工機(新潟県長岡市)が破産申請へ
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、精密部品加工などの株式会社共友工機(新潟県長岡市、設立1989年4月1日、資本金500万円、堺淳社長、従業員5名)は、9月28日付で高橋信行弁護士(高橋信行法律事務所、新潟県長岡市)名による通知を出し、事後処理を同弁護士に一任した。
今後、新潟地裁長岡支部へ破産を申請する予定。負債総額は約2億4,500万円が見込まれるが、今後の調査で変動する可能性がある。
スクリーン印刷機、産業機械、米菓製造機械などの精密部品加工を主力業務とし、これに付随する組立作業も行っていた。
2008年7月に現在の本社工場が完成し、事業拡大を図った一方、同投資で調達した借入金の負担が重く、資金繰りを圧迫。また、2023年3月期の売上高は6,000万円前後にとどまり、赤字が散発するなど業績不振が続いていた。
今期に入っても業況は好転せず、資金繰りの目処が立たなくなり事業継続を断念、今回の事態となった。