【指摘を受け、売上高激減】酒類販売業者の酒の大塚屋(新潟県長岡市)が破産開始決定

株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、酒類販売業者の有限会社酒の大塚屋(新潟県長岡市、設立1980年11月19日、資本金500万円、大塚拓也社長、従業員1名)は、9月22日に新潟地裁長岡支部より破産開始決定を受けた。

申請代理人は五十嵐広明弁護士(伊津・五十嵐法律事務所、新潟市中央区)、破産管財人には黒田隆史弁護士(黒田特許法律事務所、新潟県長岡市)が選任された。負債総額は約3,180万円。

1980年11月設立の酒類販売業者で、店頭小売に加えて卸業務も行い、2020年9月期には売上高9,700万円を計上した。しかし、2022年10月に酒類販売免許を巡る税務署の指摘を受け、小売以外の事業ができなくなり、これ以降の売上高は激減。

また、この事態を重く見た金融機関の支援が受けられず、県保証協会が代位弁済を実行するなど資金繰りもひっ迫していた。こうした中、事業継続が困難と判断し、今回の事態となった。

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓