【瓦の名産地♪】第8回やすだ瓦ロードフェスティバル2023開催(新潟県阿賀野市)【独自】(再掲載)
掲載日 2023年10月9日
最終更新 2023年10月22日
今週の独自記事などを日曜日に再掲載いたします。(編集部)
安田商工会は、10月8日10時から16時まで、新潟県阿賀野市保田の「やすだ瓦ロード」で第8回瓦ロードフェスティバルを開催した。
瓦ロードは、庵地地区に約1キロメートルあり、様々な施設が同ロード上にある。コロナ5類に移行に伴い、4年ぶりに開催された同フェスティバルは、共催の安田瓦協同組合と阿賀野市旧4市町村の商工会会員が様々な業種で出店。コロナ禍前から、5,000人~6,000人の集客があり個人やキッチンカーも合わせると30以上の団体が出店してフェスティバルムード全開であった。
同フェスティバルは、「地場産品の瓦のPRと阿賀野市の商工会会員の企業PR」をテーマに開催されている。
2023年7月30日には安田瓦組合の事務所がリニューアルし、安田瓦の伝統と職人の技術を体験できる、にいがた瓦館「かわらティエ」としてオープンしたばかりである。安田地区の安田瓦の原材料である粘土が良質で日本最北端の生産地であり、草水みかげ(花崗岩)が墓石の産地としても有名である。同館では、定期的な安田地区の特産品「庵地焼」のろくろ体験他、「ミニ鬼瓦」の型押しが体験できる。
向かいには、株式会社つかさコーポレーションが運営する瓦テラスがある。「瓦テラス」は県内で唯一うなぎを養殖唯一のうなぎの養殖場が併設されていて活ウナギを味わう事ができる。
安田瓦協同組合の遠藤和人理事長は、「瓦ロードのリニューアルとにいがた瓦館『かわらティエ』などの街歩きを楽しんでほしい。来年度のやすだ瓦ロードフェスティバルについては、合併しても商工会会員と安田瓦協同組合員が盛り上がるよう努力していく。賑わいがない所に発展はない」と話していた。
来年度、阿賀野市を構成する4商工会の安田商工会と水原商工会と京ヶ瀬商工会と笹神商工会の合併が決定している。少子高齢化と都市部への一極集中が進む中、阿賀野市も毎年人口減少が続いているからだ。
コロナ禍が明けて阿賀野市でも盛んに「お祭り」、「花火」、「イベント」、「フェスティバル」など復活。だが、4商工会の合併により来年のイベントは、国、県、市などの自治体や商工会の予算は未定である。来年もまた同フェスティバルをはじめ、その他のイベントに参加し楽しみたいものだ。
(文・撮影・インタビュアー 伊舞静華)
【関連リンク】
瓦テラス
【関連記事】
【写真コラム】やすだ瓦ロードフェスティバル2023(新潟県阿賀野市旧安田地区)【動画あり】 (2023年10月8日)
【新施設】にいがた瓦館「かわらティエ」(新潟県阿賀野市)が30日オープン、安田瓦の伝統と技術を体験 (2023年7月21日)
新潟県立阿賀野高等学校の生徒が考案した「まるでウナギ丼」と「シフォンケーキ」が瓦テラスで提供開始 (2020年12月16日)
【グーグルマップ にいがた瓦館 かわらティエ】