【県内各地の商工会議所トップが集結】新潟県商工会議所連合会が花角知事へ要望書を提出
一般社団法人新潟県商工会議所連合会は10月17日、新潟県の花角英世知事のもとを訪れ、「令和6年度新潟県の産業振興施策に対する要望書」を提出した。同連合会の福田勝之会頭を始め県内商工会議所会頭を含む関係者が出席した。
要望書提出に関するやり取りは冒頭のみ公開で行われた。
なお、新潟県商工会議所連合会による要望の項目は、以下のとおり。
1、コロナ禍からの活動正常化に伴い早急に求められる対策等について
2、商工会議所の維持・強化に対する支援について
3、中小企業・小規模事業者に対する支援施策の拡充・強化について
4、地域産業の育成・振興施策の拡充について
5、中小企業・小規模事業者等の人材確保・育成支援の拡充について
6、電源立地地域の地域振興について
7、産業発展を支える社会資本の整備等について
8、上越新幹線・北陸新幹線の有効活用に向けた取組の強化について
9、観光振興の取組強化について
このうち、「産業発展を支える社会資本の整備等について」の要望の中には、新規の要望として「新潟・鳥屋野潟南部地区(住居・交流拡大ゾーン)の開発に伴い、今後予想される交通渋滞の緩和対策について」や「新潟市中心部と五泉市とを結ぶ幹線道路の整備について」などが盛り込まれている。
福田会頭から要望書を手渡された花角知事は、「社会経済活動がコロナ禍を経て、全体的には持ち直してきていると思う。しかし、エネルギー価格・原材料費の高騰というところで大きな影響を受けている部分もある。加えて、人材確保に苦労している部分もあると理解している。皆様のご要望をしっかりと確認させて頂いて、背景にある様々な課題認識も確認させて頂きたい。皆さんと一緒に地域経済の活性化に取り組んでいきたいと思う」と述べた。