【子どもたちに笑顔を】新潟ろうきん(新潟市中央区)が「ママカフェマルシェ」に参加、地域や主婦層との接点増目指す

マスコットキャラクター「ロッキー」も参加した

新潟県労働金庫(ろうきん 新潟市中央区)本店営業部は10月15日、万代島多目的広場「大かま」で開催された「ママカフェマルシェ新潟」に参加した。ブースでは「スーパーボールすくい」やマスコットキャラクターとの記念撮影スポットを提供し、来場した子どもたちを楽しませた。

「ママカフェ新潟」は2015年に設立したコミュニティで、その名の通り母親・主婦同士の交流会や、収入向上を目指すビジネス講座などを開催している。同コミュニティが主催する「ママカフェマルシェ」は2019年に始まった試みで、新型コロナウイルス感染症禍の中止期間を経て今年で3回目。コミュニティ登録者によるハンドメイド雑貨の販売やキッチンカーなど前回2022年開催では90以上ブースが出店し、来場者は900人を超えたという。

大かまで開かれた「ママカフェマルシェ新潟 2023」の様子

ろうきん本店営業部の小山敏広次長

ろうきんが「ママカフェマルシェ」に参加するのは、今回が初めて。ろうきんではこれまでにも、フードパントリーや「にいがたお米プロジェクト」といったひとり親世帯の支援などに参画してきたが、そうした活動の中で「ママカフェ新潟」の取組を認知、今回の協賛ブースの出店に至った。

「『ママカフェマルシェ』は、地域のママさんによる出店や家族連れの来場が多いと聞いた。私たちろうきんも地域へ関わっていくことを重視しているので、今回参加させていただいた」と話すのは、本店営業部の小山敏広次長。

ろうきんのブースでは、来場した子どもたちが遊べるよう「スーパーボールすくい」を出店。また金融機関らしく、「1億円の札束」を体験できる模擬紙幣との撮影スポットも用意したほか、マスコットキャラクター「ロッキー」のきぐるみも登場。15日の午前中には多くの親子連れが足を止め、子どもたちは笑顔で記念撮影をしていた。

ブースに参加した本店営業部の職員たちも、普段の業務では接する機会の少ない子どもたちとの触れ合いを楽しんだ。

ろうきんのブースの様子

1億円分の模擬紙幣

前述の通り、ろうきんでは近年、地域との関わりやボランティア活動に積極的に取り組んでいる。働くことを通じて生きがいややりがいの創出を目指す「ママカフェ」とは、理念的にも響き合うところだ。小山次長は「これまでとはまた違う形での地域との接点ができ、チャンネルが一つ増えたという印象。今後も継続して、こうした地域の取り組みに関わっていきたい」と話す。

また、ろうきんの利用者層は会社員が主で、主婦層や若者層は少ない傾向にある。地域活動やボランティアを行っても、開催情報などを主婦層へ伝える手段が少ないのが現状だ。「(今回の出店は)認知の向上にもいい機会になると思う。これを期に金融機関としても利用してもらえればまた幸い」(小山次長)だという。

ろうきんのブースに子どもを連れて来ていた20歳代の女性は「ほかの親子向けイベントにもよく行くが、金融機関が出店しているのは見たことがない」と話す。そして「ろうきん自体は知っているが、こういった子ども向けの出し物をしている姿は新鮮。親近感があって、良い取り組みだと思う」と頬をほころばせていた。

 

本記事は、新潟県労働金庫提供による記事広告です。

 

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