【EC化促進】「インスタグラムを上手に活用」 長岡市と楽天が長岡市内の事業者向けにEC化促進セミナーを開催(新潟県長岡市)

非常にアットホームな、和気藹々とした雰囲気でセミナーは行われた

2022年1月18日、新潟県長岡市と楽天グループ)は、長岡市内の大学などとの連携による次世代育成や、ふるさと納税の活用による地域経済活性化を含む 7 項目において、包括連携協定を締結した。

同株式会社では今年2023年、取り組みの一環として、長岡市内の事業者のEC化促進を行うための無料セミナーを行っている。

全6回あるセミナーのうち、10月19日には、4回目がミライエ長岡のスタジオA・Bで行われた。講師は、株式会社Epace(東京都)の執行役員である小林大悟さん(25歳)で、セミナーの内容は、インターネット上で友人や顧客などとコミュニケーションを取るためのサービス(SNS)の一つとして提供されているインスタグラムの活用方法である。

インスタグラムのハッシュタグの効果的なつけ方について説明する小林大悟さん

冒頭では、インスタグラムを活用したサービスやSNSマーケティングについての基礎的な知識を身に付け、後半は、Canvaなどのデザインアプリを用いたコンテンツ制作などのワークショップを行った。13名の事業者が、4つのグループに分かれて参加し、アットホームな雰囲気の中、ハッシュタグの効果的な使い方や、コンテンツ制作などを学んでいた。

部屋の後方のグループで、熱心にセミナーに参加していた長岡市殿町にある料亭かも川本館の女将・長谷川かずみさん(50)は、「お客様に‟いつか行きたいお店になりたい“と思ってもらえるように、普段からインスタは頑張っている」という。運用はしているものの、今まではインスタ上で、お客様とのコミュニケーションをとることがなかなか難しく、今回のセミナーがヒントになればと思い参加した」と、実践的なセミナーの内容に期待を寄せていた。

また、長岡市原町で、総合エンジニアリング商社として、事業を展開しているシマキュウホールディングス(島田隆昭 代表取締役社長)からは、同社のインスタグラムの担当をしている小川千穂さん(29歳)と青木美織さん(25歳)の両名が参加した。小川さんは、「基本的なところから教えていただき、よかった」と語る。また、青木さんも「ワークショップでいろんな方のアイディアを知れてためになった」とコメントし、セミナーの内容に満足そうである。

次回は11月16日の開催予定。株式会社BOKURAの宍戸崇裕代表取締役を講師に迎え、ファンマーケティングについてのセミナーを行う予定。

お客様に‟いつか行きたいお店になりたい“と思ってもらいたいと語る長谷川かずみさん

セミナーの内容に満足した様子の青木美織さん(左)と小川千穂さん(右)

 

(文・撮影 湯本泰隆)

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