【Q2決算】ブルボン(新潟県柏崎市)、消費者ニーズの把握や適正利益の確保に取り組み大幅増益
株式会社ブルボン(新潟県柏崎市)は10月27日、2024年3月期第2四半期の決算(連結)を発表した。
売上高は461億6,200万円(対前年同期比7.6%増)、営業利益3億2,300万円(前年同期は2億7,500万円の損失)、経常利益6億4,700万円(対前年同期比194.7%増)、親会社に帰属する四半期純利益は4億5,800万円(同273.3%増)となった。
選別消費傾向が進む中、価格と付加価値のバランスを高めた魅力のある商品開発や、パーソナル需要からファミリーユース需要にまで対応した豊富な品揃えなど消費者から求められる価値の実現に機敏かつ柔軟に同社は取り組み、あわせて、企画提案型の営業活動と店頭フォローを積極的に行った。
その結果、チョコレート品目やキャンデー品目に加え、ファミリーサイズ商品群や「プチ」シリーズなどが順調に推移したことから売上高は前年同期を上回った。
利益面では、原材料ならびにエネルギー価格上昇の影響による売上原価の増加があったものの、生産性向上とコストの削減、経費の効率的な使用や商品出荷価格の改定および規格変更などを実施し適正利益の確保に努めたことなどから、営業利益は前年同期を上回った。
また、為替差益や投資有価証券売却益により経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期を上回った。
【関連リンク】