【学生の力で地域を照らす】「NIIGATA光のページェント」継続への心強い活動、実行委員会へ募金を贈呈(再掲載)

募金を贈呈する開志専門職大学事業創造学部の学生有志と、募金を受け取る「NIIGATA光のページェント」実行委員長の高橋純子氏(右)

掲載日 2023年10月28日
最終更新 2023年11月5日

直近の人気記事を日曜日に再掲載いたします。(編集部)

開志専門職大学の学生有志たちは10月27日、毎年冬に新潟駅南エリアで開催しているイルミネーションイベント「NIIGATA光のページェント」を支援するための募金を実行委員会に贈呈した。

この日、募金を贈呈した学生有志は、事業創造学部に所属する3年生と2年生。学生有志らは、今年3月に鳥屋野潟周辺の清掃活動を行った際、「NIIGATA光のページェント」に取り組んでいる一般社団法人新潟市南商工振興会とつながりを持ったことがきっかけで、募金を集めることを開始。

新潟市南商工振興会が4月に開催した「カナール彩」や、開志専門職大学が6月に開催した学園祭で、「わたあめ屋」を出店して募金の呼びかけを行った。募金は出店の売上金額と合わせて1万7,381円が集まった。

学生有志が集めた募金を受け取ったNIIGATA光のページェント実行委員長の高橋純子氏は、「カナール彩では休日なのにボランティアで参加してくれて、その後自分たちの学園祭にまで進んで募金活動をしてくれた。(その活動が)楽しかったと言っていたと聞き、嬉しく思っている」と感謝した。

今年で36回目を迎える「NIIGATA光のページェント」

記念撮影の様子

NIIGATA光のページェントはここ数年、感染症の影響や価格の高騰、助成金や協賛金の減少などにより苦しい運営が続いている。昨年は、イルミネーションを幕引きする議論もあったものの、地域住民の応援や支援により開催にこぎつけた背景がある。

活動に参加した事業創造学部3年生の大下栞暖(かのん)さんは、「カナール彩に参加するまで『光のページェント』が無くなりそうだということは知らなかったので、少しの力だけど応援できたらいいなという想いで取り組んだ」と話した。

「NIIGATA光のページェント」の予算総額は1,310万円で、新潟市の補助と企業や個人からの協賛によって運営される。実行委員会は、ホームページなどで協賛を呼び掛けている。

 

<開催概要>
・実施場所 駅南・けやき通り(東跨線橋入り口~米山・天神2丁目)(予定)
・実施期間 2023年12月8日~2024年1月31日
・点灯時間 17時30分
・イルミネーション 160,000球(予定)
・点灯式 2023年12月8日17時から(点灯18時30分頃予定)

 

【関連サイト】
「NIIGATA光のページェント」ホームページ

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓