【長岡新聞】中之島産業まつり 地元産新米おにぎりの無料配布も

中之島PR大使「がぁがぁがぁるず」と「なかのん」

米の収穫が終わり農作業も一段落した15日に「中之島産業まつり」が開催され、中之島支部長(長岡新聞)が取材した。

メーン会場はJAえちご中越中之島支店駐車場、サブ会場は隣接する中之島コミュニティーセンター駐車場。同実行委員会が主催。長岡市、えちご中越農業協同組合、中之島町商工会、中之島観光協会が共催した。

4000個のおにぎりを無料配布

同まつりの名物は、中之島産コシヒカリを使ったジャンボおにぎり。1989年にギネスブックに登録され地域内外に、さらに広く知られることとなった。

しかしコロナ禍のため、2019年を最後に中止。今年、実行委員会で協議をしたところ今後は実施しないことに決まった。代わりに中之島産新米コシヒカリを使った4000個の特製おにぎりを外注し、来場者に無料で配布した。

主催者側から「おにぎりは十分な数を用意してあります」とアナウンスが繰り返し流れる中で、例年通り会場早々からおにぎりを求めて長蛇の列ができていた。また、飲食ブースや地産品直売所など40店が出店。ステージでは「響の和太鼓演奏」「すいれん・信条小学校のよさこい演舞」「輪太鼓衆の転太鼓舞」「マジシャンQちゃんのマジックショー」「中之島PR大使がぁがぁがぁるずライブ」「中越高校のチアリーディング」「栄太鼓保存会」などが会場を盛り上げた。

小雨にもかかわらず約8000人(主催者発表)の来場者で会場はあふれかえり、飲食ブースや直売所では早い時間から完売したところが続出していた。特に正午過ぎからの品評会に出品したレンコンの特売では、抱えきれないほどレンコンを買い求めた人たちで賑わった。

中之島地域の住民らにとっては中之島夏まつり以来の大規模イベントとあって、家族連れや友だち同士などが秋の一日を満喫した。

 

(長岡新聞 2023年10月26日付)

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓