【早期の就航の実現をしてもらいたい】花角英世知事が格安航空会社(LCC)トキエア株式会社(新潟市東区)について再度言及
新潟県の花角英世知事は10月31日、新潟県庁で定例記者会見を行い、就航開始がたびたび延期されている格安航空会社(LCC)トキエア株式会社(新潟市東区)について言及した。
先日、トキエアは台風や新型コロナウイルスの影響など想定外の要因で就航にめどが立てられなかったと説明したが、花角知事は「先日トキエアから現在の準備の状況と今後の耐空検査について説明があった。国の審査を受けている最中だ。私どもは適切なタイミングできちんと情報発信してほしいとお願いしていたので、今回の記者会見は評価したい」と語った。
また、「国の審査を受けている状態なので、まな板の上に乗っている鯉ということであれば、いつごろどうなると言えないことも、そこはしょうがないことだと思うし、県としては今後の審査の進み具合を注視していきたい。今後求めることは、しっかり安全運行の体制を作り上げて、その上で早期の就航の実現をしてもらいたい」と言及した。
トキエアには新潟県から11億6,000万円の融資が実行されており、利息の支払い期限も期限が迫っているが、花角知事は「融資利息分の支払いは、普通に流れている。この事業は県の地域経済、地域社会の活性化に大きな効果をもたらすと思っているので、ぜひとも実現してもらいたいものとして、県としても応援していきたい」と述べた。
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