【写真コラム】「弥彦菊まつり」今年も鮮やかに開催、夏の猛暑により見頃は例年より遅く 彌彦神社(新潟県弥彦村)
彌彦神社(新潟県弥彦村)で11月1日から、全国最大規模の菊花の展覧会「弥彦菊まつり」が始まった。県内外の愛好家が育てた菊、約2,000鉢が境内を彩る。展示は24日まで。
新潟県菊花展覧会こと「弥彦菊まつり」は今回で63回目を迎える新潟県の秋を代表する催し。今年も、迫力ある花を咲かせる大菊から、1年半の年月をかけて育てられた盆栽、そして3万本もの挿し芽小菊を使って彩られた大風景花壇が参拝者を迎える。
初日となった1日は、天候に恵まれたことから平日にもかかわらず多くの人が訪れていた。彌彦神社権禰宜の倉橋大徳さんによると、感染症COVID-19の影響から来場者数は減少していたものの、昨年から徐々に回復してきているという。
一方で、今年は夏の猛暑の影響から菊の開花が1週間以上遅れており、また出品数も例年より少なくなっている。1日現在は蕾の花も見うけられ、「11月10日ごろが見頃になる。大風景花壇についても、これからより色づいてくる」(倉橋さん)という。
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(文・撮影 鈴木琢真)
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