【Q2決算】東北電力株式会社(仙台市)が決算を発表、電気料金見直しなどで増収増益
東北電力株式会社(仙台市)は10月31日、2024年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。
売上高1兆3,878億3,500万円(前年同期比3.6%増)、営業利益2,275億4,100万円(前年同期は1,262億7,000万円の損失)、経常利益2,191億6,600万円(同1,319億1,300万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,553億9,400万円(同1,363億5,900万円の損失)となった。
前年に比べ夏季の気温が高かったことにより、冷房需要が増加したものの、産業用における稼働減や節電の影響などにより、販売電力量(小売)が減少した。加えて、エリア外への卸売の販売電力量(卸売)が減少したことなどから、販売電力量は374億kWh(前年同期比4.8%減)となった。
売上高は、卸電力取引所への販売減少などがあったものの、高圧以上の利用などの電気料金見直しなどによる増加などにより、1兆3,878億3,500万円となり、前年同期に比べ、481億円(3.6%増)の増収となった。