【背中を押す仕事】新潟県上越市のサロン「ネイル&エステ La. Chou-Chou」 男子禁制のサロンに今や男性客が増加中

イタリアのコロッセオを思わせるイタリアンレストランの建物

新潟県上越市にあるネイル、エステ、アイラッシュ(まつげの増毛)などを手がけるサロン「ネイル&エステ La. Chou-Chou(ラ・シュシュ)」(以下「ラ・シュシュ」)は、こういったサロンでは珍しく、イタリアンレストランの「トラットリアラ・ペントラッチャ」のビル内にある。

サロン入り口

「ラ・シュシュ」を運営する株式会社COMOREの斎木寛美代表取締役は「レストランのオーナーに声をかけてもらい、すごい建物ができると聞いて入った。勝手に高級感のある店に見られる」と笑う。

そんな「ラ・シュシュ」だが、近年は男性客が増えているという。美容意識の高い若い世代の20代はもちろんのこと、40代50代から中には60代の男性客も来店するという。

「40代50代の方は、娘さんや奥さんに言われてくるパターンが多い。眉毛脱毛や全身脱毛、ネイルをされる方が多いですね。やはり、お手入れをすると清潔感が出ますよね」(斎木代表)。

男性向けのサービスは一昨年からスタートした。こうしたエステサロンは、基本的には男子禁制の世界。そうした中、「ラ・シュシュ」は男性のニーズを先取りし、上越市地域で先駆けて男性向けサービスを始めた。まさに先見の明である。将来的には、単独のメンズサロンの出店も検討しているという。

また、「ラ・シュシュ」の特徴は、ワンストップのエステサービスにある。「同時施術」というもので、例えば、まつげの手入れをしながら、ネイルもできるというもので、忙しい現代人にはもってこいのサービスであり、上越地域では同サロンでしかできないという。

さらに、アイラッシュの関越大会優勝、全国大会3位のスタッフが在籍しているほか、自ら施術に携わる斎木代表も多くの資格保持者ということで、サービスレベルが高い同サロン。

「外見だけではなく、本当に綺麗になって、自信をつけて人生を前向きに生きてもらうように背中を押す仕事」と話す斎木代表。過去に「ミセスオブザイヤー」の新潟県大会でグランプリを受賞し、全国大会へ出場した経験を持つ。自ら日々「美」を追求する斎木代表の手腕に今後も注目していきたい。

斎木寛美代表

(文・写真 梅川康輝)

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