【キシャメシ】11月7日 燕市国道116号沿いの秘密基地 公楽園でチーズサンドを味わう
国道116号線を走行中、空腹に襲われた。朝食を抜いて、取材・編集作業に没頭していたので急激にお腹が空いてしまった。
そんな中、頭の中に浮かんだのは「公楽園」。個人的にレトロでノスタルジックな気持ちにさせてくれる外観で秘密基地のような施設に感じる。
宿泊施設兼オートレストランとして営業している公楽園には、様々なレトロ自販機が稼働している。新潟市北区にある秘密基地でも稼働している、トーストサンドの自動販売機がある。
多くの大型トラックが停車している駐車場から入店。入店後、レトロ自販機の群れが目の前に広がる。
お目当てのトーストサンド自販機を見つけ、「100円玉専用です」という注意書きを横目に100円硬貨3枚を入金し「チーズサンド」を購入。
しばらく待つと、取り出し口に銀紙で包まれたチーズサンドが出てきた。自販機の注意書きにも書いてあるが、とても熱いので注意を払いながら人差し指と親指でキャッチ。
自販機の側にあるイートスペースに移動し、チーズサンドが包まれた銀紙を剥がしていく。
焦げ目の付いた2枚の食パンの間には、チーズ。一見、焦げ目が苦そうに見えるがまったくそんなことはなく普通に美味しい。
後方からゲーム機の音が聞こえ、BGMの様だなと思いながらチーズサンドを口に運ぶ。時間がゆっくり流れていく感じがした。
まるで時間が、時代が止まったままのような店内は心地よく、おかげでゆっくりとした昼時を迎えられた。
少し物足りないと感じたので、ハムサンドも購入。チーズサンドと同じように簡素な構造だがとても美味しい。
食事は何を食べるかという事も大切だが、どこで食べるかという事も非常に重要な要素だ。公楽園はそういったことを感じさせてくれる施設だと思う。
店内には、トーストサンドの自販機のほかにもカップラーメンの自販機やスナック類の自販機なども設置してあり、ゆっくりとマイペースな時間が過ごせるような雰囲気だと感じた。
仕事や運転に疲れたら、少し立ち寄ってみると良い時間を過ごせるかもしれない。
近くを通ったら再度立ち寄ろうと思う。
(編集部・K)
【公楽園】
住所 新潟県燕市熊森1286
【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。