【未来をつなぐ交流の場】ビジネスイベント「日々是新」(ひびこれあらた)が開幕、学生から起業家まで一堂に(新潟市中央区)

新潟を盛り上げるビジネスイベント「日々是新(ひびこれあらた)」(主催 日々是新実行委員会)が11月8日、万代島多目的広場大かま(新潟市中央区)で開幕した。

「日々是新」は、2014年から開催してきた商談型産業見本市「にいがたBIZ EXPO」に変わるイベントとして新たに開催した。開催2日間で、トークセッション・講演会に45人が登壇し、60社以上が展示ブースで出展し、最新テクノロジーの情報提供やビジネスパーソン同士の交流を図ることができるイベントとなっている。

万代島多目的広場大かま(新潟市中央区)を会場に開催した「日々是新」

トークセッションの様子

展示ブースでは、最新のDXやXRなどが展示され、興味深く説明を聞く来場者の様子が見られた。また、ドローンを使った点検作業のデモンストレーションでは、ドローンからの映像のライブ配信を行った。

初日のトークセッションでは、「地域課題解決、地域活性化にむけての共創事例」と題し、新潟で活躍する企業家など5人が登壇。新潟県イノベーション拠点施設「NINNO」についてや、地域の課題解決に向けた事業についてなどが話され、多数の来場者が耳を傾けていた。

17時30分からはビジネス交流会を実施。ステージでは新潟大学と開志専門職大学の教員と学生らが登壇し、大学での取り組みや学生たちによるビジネスプラン発表が行われた。

(左から)日本酒マーケティングチーム「にゅーふぇいす」メンバー4人、経済科学部3年の飯浜優月さん、経済学部総合経済学科の伊藤龍史准教授

(左から)開志専門職大学に在学しながら起業したWelcal Japanの後藤峰志(たかし)代表とARARAT CREWSの上野真路(しんじ)代表取締役、開志専門職大学事業創造学部の東城歩助教

新潟大学からは、経済学部総合経済学科の伊藤龍史准教授、経済科学部3年の飯浜優月さん、日本酒マーケティングチーム「にゅーふぇいす」メンバー4人が登壇。飯浜さんは、「ママさん特化の人材紹介」のビジネスプランと、「にゅーふぇいす」は産業廃棄物として廃棄される酒粕を有効活用した酒粕スムージー商品化のビジネスプランをそれぞれ発表した。

開志専門職大学からは、開志専門職大学事業創造学部の東城歩助教と、在学しながら起業したARARAT CREWSの上野真路(しんじ)代表取締役とWelcal Japanの後藤峰志(たかし)代表が登壇(いずれも事業創造学部4年)。開志専門職大学の特徴や取り組み、2人が起業した背景などを発表した。

「日々是新」に新潟市内から来場した会社役員の男性(40歳代)は、「今までのBIZ EXPOとはまた違った明るい雰囲気があった。学生さんが参加してビジネスプランを発表する場もあり、『新』というイベントのテーマに合っていた」と話した。

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