【負債総額約8,000万円】「ショートステイあおぞら」運営などの合同会社ネクサス(新潟県糸魚川市)が破産開始決定
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、居宅介護サービス事業などの合同会社ネクサス(新潟県糸魚川市、設立2019年4月19日、小倉祐紀代表社員、従業員16名)は、11月1日に新潟地裁高田支部より破産開始決定を受けた。
申請代理人は小出薫弁護士(グリーンライツ法律事務所、東京都)、備酒貴也弁護士(糸魚川ひまわり基金法律事務所、糸魚川市)、破産管財人には阿部聡弁護士(くびき野法律事務所、新潟県上越市)が選任された。負債総額は債権者50名に対して、約8,000万円。
2019年4月に居宅介護サービス事業を目的に設立され、糸魚川市能生にて「ショートステイあおぞら」を運営していた。
近隣の一般個人を対象に介護サービスを提供していたが、十分な通所利用者を確保するには至らず、スタッフなどの人件費を吸収するだけの売上確保には至っていなかった模様。
採算的にも恵まれない状況が続き、先行きの見通しも不透明となる中、事業継続が困難となったことから、今回の措置に至った。