【Q1決算】一正蒲鉾(新潟市東区)、価格改定による売価上昇効果もあり前年同四半期を上回る
一正蒲鉾株式会社(新潟市東区)は11月10日、2024年6月期第1四半期決算(連結)を発表した。
売上高73億2,900万円(前年同期比2.1%増)、営業損失7,100万円(前年同期は2億1,800万円の損失)、経常損失7,400万円(同1億8,700万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,800万円(同5,400万円の損失)となった。
水産練製品・惣菜事業は、価格改定を行い、販売数量は前年同四半期を下回ったものの、価格改定による売価上昇の効果もあり前年同四半期を上回った。
また、スティックタイプのカニかまやはんぺんにおいては販売数量も前年同四半期を上回った。
利益面においては、主原料であるすり身をはじめとした原材料価格が高止まりしていることや円安などの影響によりエネルギー価格や油脂類、包装資材といった様々なコストが上昇している一方で、2023年4月より主力商品のサラダスティック専用工場である第二工場が稼働しており、生産効率が向上したため前年同四半期を上回る結果となった。
【関連リンク】
一正蒲鉾IR情報