【Q2決算】福田組(新潟市中央区)、コスト上昇や低採算工事の発生などが影響し減益に

福田組本社(新潟市中央区)

株式会社福田組(新潟市中央区)は11月10日、2023年12月期第3四半期決算(連結)を発表した。

売上高1,119億7,600万円(対前年同期比3.6%増)、営業利益33億6,100万円(同32.8%減)、経常利益35億5,200万円(同31.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益22億2,600万円(同36.9%減)となった。

民間建築工事案件などを中心に受注高が前年同四半期と比べて増加していることや、工事進捗が順調に推移していることなどから、売上高は前年同四半期と比べ3.6%増となった。

利益面では、建設資材価格の高騰に伴う建設コストの上昇や、低採算工事の発生などが影響し、売上総利益は前年同四半期と比べ14.2%減少した。

さらに、販売費および一般管理費は前年より若干の減少は見られたものの、売上総利益の減少が大きく影響し、営業利益は前年同四半期と比べ32.8%減の33億円余となった。

税金等調整前四半期純利益については、減損損失や訴訟損失引当金繰入額の計上による特別損失の増加などにより、前年同四半期と比べて減少し、これに伴い法人税等の税金費用は低減したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期と比べて36.9%減の22億円余となった。

 

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