【キシャメシ】道の駅あらい(妙高市)で芯から温まるカニ汁に出会う、焼きおにぎりとセットで無敵に素敵

「道の駅あらい」の一角にある「かにや前田商店」

妙高市に来た。

海外ファンドによる超大型投資のニュースがあり、とたんに日本で一番ホットなリゾート地として注目されるようになった。5~6年後にはインバウンドの富裕層があふれ、今とは全く別の街として生まれ変わっているのだろうか。

全国的にも上位人気の道の駅だ

妙高市に来たら、何はなくとも「道の駅あらい」に寄らなきゃだ。ここはご存じ、道の駅でありながら高速道・上信越自動車道からの立ち寄りも可能なハイウェイオアシスである。敷地内に入居する飲食などのテナントも数多く、国内有数の賑わいをつくる道の駅として知られている。

 

そして今回、記者が声を大にしてオシたい店が、道の駅あらいの中にある「かにや前田商店」なのだ。妙高といえば山岳地域、カニと言われてもミスマッチな気もするが、どうしてどうして、贅沢にも山で喰らうカニは格別だから、ホント。

カニ屋まえだは道の駅の中でもひときわ目立つテナント「氷見きときと寿司」に隣接しており、新鮮な紅ズワイガニ直売、全国発送のほか、その場で飲食もできる。

店先の寸胴で煮込んでいるカニ汁が魅力的すぎる件

特筆したいのはこちらのカニ汁(税込500円)。小さめの紅ズワイガニ半身が入ってこの値段は破格。まあ見た目にもインパクト満点。

カニの旨みが存分に出た味噌汁を一口すすると、自然に口元がほころんでしまう。カニ屋の味噌汁、さすが。美味しいだけでなく、体の芯か温めてくれますな。これからの季節は鉄板。

カニの出汁が素晴らしい

 

そして、このカニ汁と焼きおにぎり(2個300円)の相性が素晴らしい!何のことはない普通の焼きおにぎりだが、カニ汁と合わせることによって、米の旨み、香ばしさが際立つ最高の組み合わせ。これ以上ない幸せなカップリングと言える。

焼きおにぎり(2個入税込300円)とのセットで無敵だ

カニ汁と焼きおにぎり、この黄金の組み合わせでひとまず本日のキシャメシは完結、と言いたいところなのだが、実はさらに外せないサイドメニューがある。それが「紅ずわいがにの揚げ団子」(6個入り税込400円)。

この「紅ずわいがに揚げ団子」(6個入り400円)がスゴい。カニ風味が爆裂する

要はカニ真薯を揚げたものなのだが、外パリ中フワの食感が絶妙。軽やかな中にも、カニ風味がしっかり強い。使っているカニが抜群に良いのがわかる。クオリティは正直、ライトスナックの域を超えた一品料理。

道の駅あらいに来たら、魅力的なテナントがたくさんあるので確かに目移りする。そんな中、小さな見せながらも絶対に見逃せない「かにや前田商店」だ。

<編集部I>

 

【かにや前田商店】

新潟県妙高市猪野山55−16「道の駅あらい」内

営業時間 9時半~17時  不定休

<グーグルマップより>

 

【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。

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