【長岡市の公式LINEアカウントがリニューアル 10月から】利用者からは「使いやすくなった」という声も

長岡市の公式LINEアカウントでは現在、「防災気象情報」等に関する様々な分野に特化した情報を配信している。2023年10月18日現在で、85,136人が登録しており、自分の住んでいる町内会のごみの日や長岡市内で行われているイベントのチェックなど、利用者が希望する分野の情報を選んで受信することができる。

長岡市では10月、公式アカウントの利便性向上を目的として、LINEメニューの大幅なリニューアルを行った。

トップ画面にフッターボタンが追加され、市ホームページでアクセス数の多い情報や手続きが便利なオンライン申請など、ニーズのある項目で構成されるようになった。また、「広報メニュー」を1つに集約し、新たに「イベント情報」「子育て」の項目を追加した。従来の新型コロナウィルス関連のメニューを縮小し、防災メニューを拡充し、「防災ホームページ」、「原子力防災ホームページ」へのリンクを追加した他、「ハザードマップ」の項目を追加した。

さらに、選択肢から選ぶだけで、欲しい情報にアクセスできるという「チャットボット機能」を導入した。従来は、項目を選ぶと、関連する長岡市の公式Webサイトに誘導するだけだったが、チャットボットを導入することによって、タップのみで必要な項目を選択できるようになった。

当日・週末のイベントカレンダーのほか、ミライエ長岡、アオーレ長岡で開催するイベント情報など確認したり、「ごみ・リサイクル」の項目から、ごみ分別検索や粗大ごみの申し込みができるようになったことに加え、「オンライン申請・窓口混雑状況」から、各種証明書のオンライン申請ができるようになるなど、利便性が一層高まった。

証明書の取得も数回のタップで、スマホから申請できる

10月中旬リニューアルしてから、利用者の評判もなかなか良いようである。

アプリを使っている長岡市内在住50代女性は、「前は、長岡市の公式サイトに飛ばすだけだったので、使いづらかった。(リニューアル後は)見やすくなった。使いやすくなった」と、感想を述べた。

この度の長岡市LINE公式アカウントのリニューアルについて、広報・魅力発信課の佐藤陽子課長(50歳)は「もっと使ってほしいと思い、機能を拡充した」という。また、同課主事の星野彩香さん(29歳)も、「どんな機能があるかを知らない人も、イベント情報の項目など試しにタップしてもらい、“こんな機能があるよ”というのを、見つけてほしい」とした。

「日常的に使ってほしい」と、佐藤陽子課長と星野彩香さん

 

(記事・撮影 湯本泰隆)

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