【キシャメシ】正に「安い、早い、旨い」な学生の味方、新潟大学(新潟市西区)第1学生食堂
今日は編集部N記者と共に、午後から新潟大学(新潟市西区)で取材。時間もちょうどいいので、学食でお昼をいただこう、という話になった。
駐車場から少し歩き、第1学生食堂へ。と、周囲の様子を見て少し焦る。時刻は12時前だが、講義の終了時刻の関係か、出歩いている学生がかなり多い。席が空いているか少し不安に思いつつも、学食の建物へと踏み入れた。
広い食堂内を見てみると満員率は7割程度といったところで、ひとまず胸をなでおろして列へ並ぶ。新潟大学の学食も、列ごとにメインのおかずや丼ものが分かれ、その途中で副菜などの小鉢を取っていくスタイルだ。並びながらメニューを眺めるが、その豊富さゆえなかなか悩まされる。とりあえず、N記者が「唐揚げ丼」を頼むとのことだったので、私は王道(たぶん)のカツカレーをいただくことにした。
それにしても、主食や主菜がリーズナブルなのはもちろん、小鉢も一つ100円以下が多い。それでいてサラダから一品料理、そしてデザートまで取り揃えているのだから、やはり学生にとってはありがたい存在だろう。私も「パンプキンサラダ」と「旨辛豆腐」をお盆に追加し、レジへ進む。
2人で席につき、食べ始める。カレーは正にスタンダードと言える味。甘めで、こってりとした舌触りに思わず「そうそう、これこれ」と言いたくなる。そんななか、トッピングされたヒレカツが程よいアクセント。冷奴にもやし、鶏ささみの混ざった「旨辛豆腐」も一口。どちらかと言うと、カレーよりもこっちのほうが辛い。
一方のN記者が食べるのは「ガリたま唐揚げ丼」。見ていると、「ああ、俺の行ってた大学にもこんなのあったなあ……」と思ってしまう、いかにも食べざかりの男子の好きそうなメニューだ。
食後にテーブルで軽く打ち合わせて、いざ取材へ。それにしても、このガヤガヤとした活気ある雰囲気は懐かしい。値段もお手頃だし、近くに寄ればまた来たいところだ。
(編集部 T)
【グーグルマップ 新潟大学 第1学生食堂】
【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。