【不明者発見】大谷ダム(三条市)堆積土砂除去工事で事故発生、作業員1人の死亡を確認

 

新潟県三条地域振興局整備部は、2023年10月14日、三条市(旧下田村)大谷地内の一級河川信濃川水系五十嵐川の大谷ダム取水施設改修における土砂掘削工事で発生した事故で行方不明となっていた作業員1名が、17日に発見され、死亡が確認された。

14日8時40分頃、大谷ダム取水施設改修における土砂掘削工事において、ダム湖からダム下流側へ工事用設備が流されるのを危惧した職員が作業用ボートで現場に接近した際、ボートごと排水口に引き込まれたもの。同日9時頃に警察・消防が現地に到着し捜索が開始され、ダム下流で作業船を発見したが、その時点で作業員は発見されず、捜索活動は継続されていた。

17日になりダム下流減勢池の排水口付近の水路で、作業中だった職員が不明者を発見。15時55分に県警のヘリで収容したが、その場で死亡が確認された。直接の死因など事故の詳細については捜査中。

 

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