【押収品画像あり】「坂部工業」を名乗り多額の現金をだまし取った疑いで屋根修理業の男性(22歳)ら5人を検挙

新潟西警察署で犯行グループが実際に使用した道具や契約書などの押収品が公開された

新潟西警察署、新潟東警察署、新潟警察署、新潟中央警察署、県警組織犯罪対策課、県警生活保安課の合同捜査班は11月21日までに、住所不定で屋根修理業の男性(22歳)ら5人を詐欺の疑いで検挙した。

検挙されたのは、住所不定で屋根修理業の男性(22歳)、東京都在住で自称無職の男性(21歳)、いずれも住居不定で屋根修理業の21歳男性3人の計5人。

検挙された5人のうちの4人は共謀のうえ、7月中旬ころ、新潟市北区居住の60歳代男性に対し、「近くで屋根工事をしていたら、親方にこの屋根は瓦が今にもずり落ちそうだから教えてこいと言われました。このままだと雨漏りしますよ」、「大丈夫です、絶対に雨漏りも直ります」などと嘘を言って北区居住の60歳代男性を信用させ、工事代金として現金111万円をだまし取った疑い。

加えて、検挙されたうちの5人の4人は7月下旬ころ、新潟市東区居住の60歳代男性に対しても同じような手口で工事代金現金130万円をだまし取った疑い。

また、検挙された5人のうち、いずれも住居不定で屋根修理業の21歳男性3人は、10月31日、特定商取引に関する法律違反の疑いで逮捕されている。

検挙された5人は、「坂部工業」と名乗り、新潟県内各地で犯行を行っていたとみて、警察は捜査を続けている。

新潟西署は、検挙された5人の認否については共犯事件となっている関係で容疑の認否は明らかにしていない。

詳しい経緯などは現在捜査中。

また、警察は新潟県内で不審な業者から家屋の修理を勧められるケースが多発していることから注意喚起を呼びかけている。

犯行グループが杜撰な屋根修理を行った現場写真

犯行グループが実際に使用した修理道具

押収された契約書類

 

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